今回は、be動詞と人称代名詞、be動詞の否定文について解説します。
be動詞と人称代名詞、be動詞の否定文の解説動画
be動詞とは?be動詞の意味をわかりやすく簡単に
be動詞の意味は、日本語の「です」や「である」という意味です。
「誰々は~です」「何々は~である」という文章の述語にあたる部分です。
つまり、主語の状態や状況を表すときに使うのがbe動詞です。
be動詞は、人称代名詞によって変身します。
英語の人称代名詞とは?人称代名詞の意味を簡単に
英語には第1人称(だいいちにんしょう)、第2人称(だいににんしょう)、第3人称(だいさんにんしょう)の3種類あります。
「人称代名詞(にんしょうだいめいし)」なんて、聞き慣れない言葉がいきなり出てきて、やっぱり英語はムリかも…と拒絶反応が出ましたか?笑
言葉は難しそうですが、人称代名詞は、とっても簡単です。
英語の人称を理解するには、まず、2人が会話している場面を思い浮かべるとわかりやすくなります。
英語を話す人たちは、会話をする際に、話をしている人、つまり話し手である自分と、話し相手、つまり聞き手であるあなたで会話が成立していると考えています。
1つ1つ解説しますね。

人称代名詞 第1人称の意味
第1人称は、会話をしている「話し手」のことです。
つまり、話をしている自分なので「私」「僕」のことです。
英語では、「I(アイ)」になります。
第1人称の「I」は、必ず、大文字になります。必ず大文字になるので、文の途中でも大文字になります。
人称代名詞 第2人称の意味
第2人称は、会話の話し相手、「聞き手」のことです。
つまり、話し手から見た話し相手なので「あなた」「君」のことです。
英語では、「you(ユー)」になります。
人称代名詞 第3人称の意味
第3人称は、会話の話し手でも話し相手でもない人、つまりそれ以外の「彼」や「彼女」、「物」が第3人称になります。
英語では、彼は「he(ヒー)」、彼女は「she(シー)」、物は「it(イット)」になります。
be動詞の一覧表(中1)
英語のbe動詞は、
- 話し手の私である「I」、
- 聞き手のあなたである「you」、
- そのどちらでもない彼「he」、彼女「she」、物「it」
の3種類に分けて、その人称の種類に応じて変化します。
人称 | 英語 | be動詞 | 意味 |
---|---|---|---|
第1人称 | I | am(アム) | 私は~です。 |
第2人称 | you | are(アー) | あなたは~です。 |
第3人称 | he / she / it | is(イズ) | 彼 / 彼女 / それは~です。 |
be動詞の省略の仕方
be動詞を省略するときは、「’(アポストロフィ)」を使います。
be動詞の形 | 短縮形 |
---|---|
I am~. | I’m(アイム)~. ※太字を強く発音します。 |
You are~. | You’re(ユア)~. |
He is~ / She is~ / It is~. | He’s(ヒズ)~ / She’s(シズ)~ / It’s(イッツ)~. |
be動詞の否定文の作り方
be動詞の否定文は、「~ではない」という否定の意味を表す文のことです。
英語の否定文を作るときは、「~でない」という意味の「not(ナット)」をbe動詞の後につけます。
否定文 | 意味 |
---|---|
I am not~. | 私は~ではありません。 |
You are not~. | 君は~ではありません。 |
He is not~. | 彼は~ではありません。 |
She is not~. | 彼女は~ではありません。 |
It is not~. | それは~ではありません。 |
be動詞の否定文の短縮形
be動詞の否定文の短縮形は、
- 主語とbe動詞を短縮するパターン
- be動詞とnotを短縮するパターン
の2通りあります。使い分けは特にありません。
ただし、主語が「I」の場合は、発音しづらいので、主語とbe動詞を短縮するパターンしかありません。
否定文 | 短縮形 |
---|---|
I am not~. | I’m not~. |
You are not~. | You’re not~. You aren’t(アーントゥ)~. |
He is not~. | He’s not~. He isn’t(イズントゥ)~. |
She is not~. | She’s not~. She isn’t(イズントゥ)~. |
It is not~. | It’s not~. It isn’t(イズントゥ)~. |