今回は、英語のピリオドとコンマの使い方、英語が大文字になるルールなど、英語の基本ルールについて解説します。
英語のピリオドの使い方と位置
英語のピリオド「.」の使い方は、2通りです。
1つは、日本語の句点「。」と同じ使い方で、文の最後であることを表します。
句点のピリオドの位置は、文末です。
もう1つは、単語を省略したときに使います。
単語を省略したときのピリオドの位置は、省略した単語のすぐ後につけます。
英語のピリオドの使い方|文末で使う句点
This is Momoko.
It’s nice to meet you.
英語ピリオドの使い方|単語の省略
Mr. Brown ➡ Mister(~さん(男性))の短縮形
Edison St. ➡ Street(~通り)
英語のピリオドのあとのスペース
日本語と違い、英語のピリオドのあとのスペースは、決まっています。
英語のコンマの使い方
英語のコンマ「,」の使い方は、2通りです。
1つは、日本語の読点「、」と同じ使い方で、文章を読みやすくしたり、内容を正しく伝えるために使います。
具体的には、
- butやandなどの文と文をつなぐ接続詞の前
- 3つ以上の単語やフレーズを並べるとき
- Well(おや、まぁ)などの間投詞などの後
です。
もう1つは、呼びかけのときに、名前の前後に使います。
英語のコンマの使い方|文をわかりやすくする読点
接続詞の前
Mr. Brown is a teacher, but he’s not from America.
3つ以上の単語やフレーズを並べるとき
Tom, Laura, Jiro and Hiroshi are students.
間投詞などの後
Hi, everyone.
英語のコンマの使い方|呼びかけの名前の前後
Laura, this is Yoshida Momoko.
Very nice to meet you, Taro.
英語のコンマの後のスペース
英語のコンマの後は大文字?
英語で大文字になるルールは、このあと解説しますが、文章の始めの単語の一文字目です。
ピリオドは、文の最後を表す終止符なので、ピリオドの次に来る単語は、必ず新しい文章です。
ピリオドのあとは、必ず、次の文章の始まりになるので、大文字になります。
一方、コンマは、文を読みやすくするためにつけられるだけなので、コンマでは文章は終わりません。
従って、コンマのあとは、固有名詞(このあと解説します。)などが来ている場合など、大文字になる場合を除いて、大文字にはなりません。
英語の基本ルールの解説動画
動画で解説している文法を、簡単にまとめておきますね。
英語の文の種類
英語の文章は、基本的に、平叙文、否定文、疑問文の3種類あります。
平叙文
平叙文は、事実や情報を伝える普通の文章をいいます。
否定文
「~ではない」「~しない」と、否定する文章です。
疑問文
「~ですか」「~しますか」と、相手に尋ねる文章です。
英語の文の書き方の基本ルール
日本語の文には、必ずしも主語があるとは限りません。
どちらかというと、日本語では、主語が無いのが普通です。
一方、英語の文には、特別な場合を除いて、どのような文にも、必ず主語と動詞があります。
また、日本語では、文章の書き出しに決まったルールはありませんが、英語では、文の始めは大文字で書き始めるという決まりがあります。
日本語の句読点は、英語にも同じようにあります。
平叙文の文末には、「.」ピリオド(句点)をつけます。
読点は、コンマ「,」です。
固有名詞
英語では、人や国の名前のことを固有名詞といいます。
固有名詞は、文の途中でも、最初の文字は大文字で書きます。
固有名詞の例
太郎 ➡ Taro
東京 ➡ Tokyo
英語で大文字になるルール
英語で大文字になる場合はいくつかありますが、今回、動画で解説したのは、下記の2つです。