世界に羽ばたくグローバル人材を育てる英語学習オンラインスクール
be動詞

be動詞の疑問文の作り方と語順

 

今回は、be動詞の疑問文の作り方の解説です。

 

be動詞の疑問文の作り方の解説動画

 




 

be動詞の疑問文の作り方

be動詞の疑問文の作り方ですが、作り方は簡単で、主語とbe動詞を入れ替えるだけです。

「君は学生です。」を英語にすると、「You are a student.」です。

「君は学生ですか。」と疑問文にするときは、主語「You」とbe動詞「are」の順番を入れ替えます。

主語とbe動詞の順番を入れ替えると、be動詞が文の最初にくるので、be動詞「are」の頭文字を大文字「Are」にします。

主語「You」は文の最初ではなくなるので、頭文字は小文字「you」にします。

英語の場合、疑問文の最後には句点のピリオド「.」ではなく、クエスチョンマーク「?」を必ずつけます。

疑問文の発音(イントネーション)の仕方は、文末を上がり調子で言います。

 

英語の疑問文の作り方と語順「動詞が前なのはナゼ?」

 

日本語の疑問文と比較すると、日本語の疑問文は基本的に平叙文の最後に「か」をつけるだけです。

日本語の場合、話を最後まで聞かないと、事実を述べる平叙文なのか、相手に質問する疑問文なのかわかりません。

英語の場合はどうかというと、英語を話す人たちは、平叙文なのか疑問文なのか、いち早く知りたいわけです。

変な話、もう相手の話を最後まで聞かないと、平叙文なのか疑問文なのかわからない!となると、落ち着いて最後まで話を聞いていられないわけです笑。

言ってしまえば、日本人に比べるとせっかちなんですね。

日本語の疑問文のように、最後まで話を聞かないと疑問文なのかどうかわからないと、英語を話す人達は、

「あー、もう、これは平叙文なの?疑問文なの?どっち??」

と気になって仕方がないわけです笑。

そこで、どうしたかというと、

「そうだ!疑問文だとすぐに分かるようにすればいいんだ!」

ということで、平叙文では必ず主語の次に来る動詞を、主語の前に出すことで、口を開いた途端に、話が疑問文なのかそうでないのか分かるようにしたんですね。

話の最後まで聞いて初めて疑問文だと分かればいいじゃない?と思っている日本人から考えると、文の最初に疑問文の目印を持ってくるって、「どんだけせっかちで早く知りたいんだよ!!」って思いますよね。

英語を話す人達はせっかちだから、疑問文なのかどうかいち早く知りたい。

だから、動詞を主語の前に持ってきちゃったと覚えると覚えやすいと思います。

英語を話す人達は確かにせっかちですが、日本人の発想だと、「そんなにせっかちに相手の話を聞くのは失礼だろう…」という発想になりますよね。

一方、英語を話す人の発想は、相手の話が疑問文だった場合、いち早く疑問文かどうか分かることで、相手の質問や疑問にきちんと答える準備ができて、会話をスムーズに運ぶことができると考えているので、「疑問文かどうかは一秒でも早く知りたい!」といった心境だと聞いたことがあります。

文化の違いなのかもしれませんが、日本人は相手が話している間に他のこと、つまり、相手の疑問や質問にどうやって答えようかということを考えながら話を聞くのは、態度として相手に失礼だと考えます。

これに対し、英語を話す人達は、相手から質問されたときに素早く答えて上げるのが礼儀だし、何より効率的だろうと考えているわけですね。

英語を話す人達のこうした考え方も合わせて理解していくと、英語の文法構造の理解につながりますし、英語嫌いな人でも、興味を持っていただけるかなと思います。